徐静波(亜洲通訊社社長)
数日前、武漢で開催された「立信会計事務所」主催のビジネスフォーラムに参加した。武漢はちょうど大雨が降っており、飛行機が飛ばなかったため、高速鉄道に乗ることにした。武漢に到着すると、街は水浸しで、地下鉄の駅も浸水していた。街全体が海のようになり、街の人々を苦しめていた。
私が暮らす街は東京だ。ここは1年に5~6回、台風に襲われる。1時間に100ミリの降雨量などは日常茶飯事だ。しかし、どんな大雨だろうと東京は水浸しになることはない。東京はなぜそれが可能なのか。排水システムにどんな機能があるのだろうか。
東京は2000万人以上の人口を擁する都市だ。臨海の平野に建設され、三方は山に囲まれ、東側は海に面している。雨が降ると、山の水は街の方へ向かって流れだす。そのため東京には隅田川、荒川、江戸川の三大河流がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月12日