鍵となる時期を送るために努力を=周明偉中国外文局局長

鍵となる時期を送るために努力を=周明偉中国外文局局長。

タグ: G20,中日関係

発信時間: 2016-09-19 14:16:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

関係改善に独自の役割を果たす

「東京-北京フォーラム」の目下の核心的役割は、両国関係の健全な発展を推進し、両国関係改善促進の提言・献策を行い、従来からの問題を解決し、新たな問題の発生を防止し、障害物を減らすために知恵、方法、思考を提供するよう努力することだ。今回の中日指導者の会談はフォーラムにとって一つの非常に直接的でポジティブな後押しである。それは今回のフォーラムで向き合う必要のある問題を筋立てて取り出し、中日関係の発展に注目し、アジアの問題に注目し、二国間および多国間問題の進展に注目する専門家に多くの新たな思考の方向を提供している。また、中日両国の指導者は会談の中で中日関係の改善に向けて多くの提案を打ち出したが、執行の主体は今回フォーラムに参加する多くの組織や部門と重なり合っていると考える。このため、いかに積極的に双方の政治エリートのモチベーションを引き出し、両国関係の改善にプラスエネルギーを増やすことにより多くの注目点を集中させ、より多く効果的なメカニズムと方法を形作り両国の現在の意思疎通と交流面に存在する問

題をしっかり解決していくかが、今回のフォーラムの核心的内容となるだろう。

このため、われわれは必ず冷静に目下の中日関係が直面する問題の深刻さを認識し、両国指導者の談話内容の精神を深く理解し、中日関係が苦境を乗り越えるために役立つよう尽力しなければならない。これは「東京-北京フォーラム」の使命である。

私は、両国関係の改善がフォーラムの参加者と主催者から始められ、より多くの見解、視点、方法、人脈、自信、根気を持つ人が共に中日関係改善のためにより多くの実際的な努力を行い、かけがえのない役割を果たすのを目にすることを希望する。

今年の「東京-北京フォーラム」は中国外文局と日本の言論NPOによる2度目の共同主催であり、また双方が共同主催で初めて東京で行われるフォーラムでもある。中日両国の現在のあるいは元指導者のフォーラムへの関心、フォーラムに出席する両国来賓の顔ぶれ、およびフォーラムの準備状況から見て、今回のフォーラムには多くのハイライトが期待できる。特に述べておきたいのは、日本の共催側の皆さんが豊かな経験、実力、努力をもって対応し、会議の組織作業を実務的で入念、人間味があるものにしており、またフォーラムのニーズに非常に合致させているということだ。私は今年のフォーラムが必ずや成功を収めるものと信じている。

「人民中国」より2016年9月19日

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