日本の共同通信社の9月26日の報道によると、イギリスの大手ブックメーカー(賭け屋)ラドブロークスはこのほど、10月に発表される2016年ノーベル文学賞の受賞有力者の配当率ランキングを発表し、日本人作家の村上春樹氏がトップに立った。
村上氏は2006年にフランツ・カフカ賞を受賞後、賭け屋の配当率で上位常連になっている。配当率は26日時点で村上氏が6倍で1位となっている。2位はケニア人作家グギ・ワ・ジオンゴ氏で8倍、3位は米国人作家フィリップ・ロス氏で9倍、4位はシリア詩人アドニス氏で15倍。
村上氏は2015年に複数のブックメーカーの配当率で2位だった。その時の1位はベラルーシ女性作家のスベトラーナ・アレクシエービッチ氏で、彼女は15年10月8日の発表でノーベル文学賞史上14人目の女性受賞者に選ばれた。
村上氏は2016年ノーベル賞を受賞すれば、川端康成氏(1968年)と大江健三郎氏(1994年)に次ぐ3人目の日本人受賞者になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月14日