日本経済団体連合会の榊原定征会長は韓国ソウルを訪問し、10日に韓国の経営者による全国経済人連合会(全経連)と会議を開く予定だ。榊原氏は朴槿恵大統領と会談し、中日韓自由貿易協定(FTA)の交渉を加速し、政治・外交レベルの日韓の緊密な関係を維持しようとしている。共同通信が8日、伝えた。
榊原氏の他に経団連の内山田竹志副会長(トヨタ自動車会長)、中西宏明副会長(日立製作所会長)、古賀信行副会長(野村證券会長)、木村康副会長(JXホールディングス会長)ら高官も今回の会議に出席する。
経団連は全経連と意見交換する際に、観光産業振興の措置、日韓企業の第3国による資源開発および工場建設受け入れといった課題について議論する。双方は会議後に共同声明を発表する。
経団連と全経連の前回の会議は、昨年10月に東京で開かれた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月10日