アンドロイドを搭載する強力なライバルである、サムスン製のGalaxy Note7のリコールは、iPhone 7にとってサプライズだった。販売も非常に好調と思われるが、実際には想像されるほど単純な状況とはなっていない。
日経新聞によると、円高および9月発売のiPhone 7/7 Plusが需要に火をつけなかったことから、日本6大電子部品メーカー(村田製作所、TDK、京セラ、日本電産、日東電工、アルプス電気)の2016年7-9月期の受注総額が前年同期を6%下回った。下げ幅は前期(2016年4-6月)の9%より縮小したが、4期連続の減少となった。村田製作所はiPhoneにSAWフィルタ、無線LANモジュール、積層セラミックコンデンサなどを提供している。この衰退は日本メディアの注目を集めている。これほどの「惨状」は、4年前のタイの洪水以来だからだ。
日本メーカーは世界の電子部品の生産量の38%を占めており、10年前より低下している。原因は台湾や中国大陸部のメーカーの台頭だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月26日