ドゥテルテ氏の独立した外交路線、日本で急カーブせず

ドゥテルテ氏の独立した外交路線、日本で急カーブせず。

タグ: フィリピン,ドゥテルテ大統領,日本

発信時間: 2016-10-26 10:07:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

フィリピンのドゥテルテ大統領が、25-27日に訪日する。日本はこの機会を借り、この個性的な大統領との親近感をアピールし、米国との関係修復を促そうとしている。少なくとも日本で、先週の北京とは異なる言葉を口にさせることで、「フィリピンが現在も米日側」であることを印象づけたいところだ。

ところがドゥテルテ大統領は東京に到着後も、日本人にこのような幻想を抱かせていない。ドゥテルテ大統領は日本をフィリピンの「気前のいい友人」と賞賛する一方で、再び米国を攻撃し、後者はフィリピン人をいじめる「悪党の親玉」だと述べた。ドゥテルテ大統領は、自分の任期内に米国はフィリピンとの「防衛協力強化協定」について検討する必要はないと話し、米国は「ロープで引く犬」のようにフィリピンを扱っていると批判した。

フィリピン大統領報道官はさらに、南中国海問題は今回の訪日の日程に組み込まれておらず、言及されたとしても主題にはならないと表明した。

日本はフィリピンとの関係に長期的に取り組んできた。日本はフィリピン最大の貿易パートナーであり、フィリピンの主要な援助国の一つだ。日本はフィリピンに一定の影響力を持つ。しかしフィリピンは日本を経済協力パートナーとして見ており、安全や政治の問題を扱おうとしていない。日本には政治的な威厳がなく、安全面でも確かな実力を持たない。ドゥテルテ大統領は、南中国海問題で休むことなく指導しようとする安倍首相を歓迎しないだろう。

ドゥテルテ大統領の外交路線が、徐々に明らかになってきた。これはフィリピンの一定の独立と自主を取り戻し、米国の戦略的利益をめぐる駆け引きにおける手先という役割をやめるということだ。ドゥテルテ大統領は南中国海問題の実質が、米国が自ら乗り出し中国と展開する戦略的駆け引きであり、さらにフィリピンを駒として使用することをはばからないことを目にしている。ドゥテルテ大統領はフィリピンにこの運命から、大国の駆け引きという垣根の中から脱却させることで、バランスの取れた新たな外交を展開しようと力を尽くしている。

米国がフィリピンを引きしめすぎるため、ドゥテルテ大統領は必死でもがいている。全面的に米国と手を切る可能性はないが、独立した外交路線がほぼ定まっている。これはドゥテルテ大統領の政権運営の利益に合致し、フィリピンの国益にも合致する。その外交路線が、東京で急カーブすることはない。

米日は、真の国益を守ろうとするフィリピンの願いを直視する必要がある。中国対抗を無理強いし、貧しい中国の隣国を弄ぼうとするならば、誠実とは言えない。米日は親しい同盟国が南中国海政策においてなぜ態度を変えたのかを反省すべきだ。いったい何をやりすぎてしまったのか、国際仲裁という「切り札」を手に入れたにも関わらず、重要なプレイヤーが憤り席を離れたことで、このゲームは終わってしまった。

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