日本の時事通信によると、日本の文部科学省は22日、2016年度学校保健統計調査(速報)を公表した。それによると、裸眼視力が 1.0 未満の小学生、中学生、高校生の比率は30~60%に達し、過去最高になったことがわかった。これについて、同省は「スマートフォンなどの画面を近い距離で見る習慣が身に付いてしまい、近眼傾向になっている」とみている。
文部科学省は2016年4~6月、全国の幼稚園児と小中高校生(5~17歳)が受けた健康診断の結果をもとに、全体の25.3%に当たる約344万人分を調査した。
結果によると、裸眼視力が1.0未満の割合は、小学生が31.46%、中学生が54.63%、高校生が65.98%でいずれも過去最高となった。幼稚園は27.94%で、過去最高だった08年度(28.93%)を下回ったが、3年連続の上昇となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月28日