日本は5月より3カ月間、最大級の護衛艦「いずも」を南中国海の巡航に派遣する予定だ。これは戦後日本の同地域における、最大級のシーパワーのアピールになる。ロイター通信が13日、消息筋3人からの独占情報として伝えた。
就役してわずか2年のヘリ空母「いずも」は、シンガポール、インドネシア、フィリピン、スリランカに寄港し、7月に米国・インドが実施する共同訓練「マラバール」に参加し、8月に日本に帰還する。消息筋によると、いずもを派遣するのはその能力を試し、南中国海で米海軍と合同訓練を行うためだ。
米国が南中国海で中国に強硬な姿勢を示したタイミングで、日本がこの「自信満々」の措置を打ち出した。この数年に渡り、特に安倍首相が就任すると、日本は平和憲法の制限を打破しようと取り組み続けている。いずもを護衛艦としているが、同艦は日本の軍事力を本土以外に投入することができる。
消息筋によると、日本はいずものフィリピン・スービック寄港中に、ドゥテルテ大統領を艦上に招待することを検討している。ドゥテルテ大統領は関連艦船の訪問に関する見方について問われた際に、「彼らを招待した」と述べたが、具体的な説明は避けた。スービックに寄港した艦船に乗艦するかと聞かれると、「時間があれば(行く)」と答えた。
ヤフー・ニュースに掲載された同記事には、「隊員の方々は大変だと思いますががんばってください」「頑張ってください これ以上中国の傍若無人を許さないで」「凄い!目を光らす中国を静かに観察しましょう」などのコメントが寄せられた。海上自衛隊の公式サイトは13日夜時点で、本件についてコメントしていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月14日