共同通信社によると、日本の復興庁は30日、公式データを発表した。それによると、東日本大震災による避難者は9万6544人で、地震発生直後の47万人よりはるかに減少し、6年と2カ月が経ち初めて10万人以下となった。東京電力福島第一原子力発電所事故による避難指示が一部で解除されたほか、自主避難していた住民への住宅提供などの措置が3月末に終わり、これらの人たちが避難者に計算されないため、減少したとみられる。
福島県の一部では避難指示が解除されたが、現在も7市町村で約2万4000人が避難対象で、いつ帰宅できるかもわかっていない。津波の被害を受けた一部地域は再建が遅れており、現在も多くの人が避難所で生活している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月1日