世界4大大学ランキングの一つである、上海交通大学による「世界大学学術ランキング(ARWU)」の2017年版が、昨日発表された。中国大陸部から45校、香港・マカオ・台湾地区から12校が世界トップ500に入選した。増加の流れを引き継ぎ、全体の11.4%を占めた。
英語圏の大学が依然として優勢だった。世界トップ20のうち、米国と英国から19校が入選した。アジア太平洋の大学のうち、日本の東京大学が24位、京都大学が35位と順位が高かった。清華大学は今年初めてトップ50入りし、北京大学はトップ100入りした。
同ランキングでは米国が主導的な地位をキープした。うちハーバード大学が1位、スタンフォード大学が2位。トップ100のうち48校、トップ500のうち135校が米国の大学。トップ500のうち中国の大学は57校、英国は38校。
今年のトップ500のうち、アジア諸国の大学が急増し、中日韓は57・17・12校となった。中国の清華大学は48位で初めてトップ50入りし、アジアで3位につけた。清華大学に続いた中国の大学は、北京大学(71位)、復旦大学(109位)。メルボルン大学は39位。ロシアからトップ100入りを果たしたのは、モスクワ国立大学(93位)の1校のみ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月16日