羽田孜元首相は1935年8月24日生まれ、成城大学経済学部を卒業。1969年に自民党から出馬し衆議院議員に初当選し、政界入りした。1993年、政治改革として元自民党幹事長の小沢一郎氏とともに44人の自民党衆参両院議員を連れて自民党を離党し、新生党を結成し党首になった。同年8月、細川内閣の副首相と外務大臣を兼任。1994年4月、細川護熙氏に代わり首相に就任。しかし、社会党が組閣前に連立政権を離脱したため、少数政党は政権運営が難しく、羽田孜氏が首相を務めたのはわずか64日となった。
羽田孜氏は自民党の日中国交正常化協議会の委員を務め、何度も訪中したことがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月29日