日本、中国人観光客の爆買いが下火に 体験型にシフト

日本、中国人観光客の爆買いが下火に 体験型にシフト。今回は伊豆や熱海、富士山などに行って、風景や風土に触れ、現地の人々との交流を楽しんだ。でも、ショッピングにはそれほどお金を使っていない…

タグ:茶道 取材 観光客 

発信時間:2017-09-03 09:51:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人観光客の一連の消費データは、日本の経済界を熱狂させた。そして、今は「爆買い」の減少が日本社会の注目を集めている。

作家・中島恵は、著書「『爆買い』後、彼らはどこに 向かうのか?―中国人のホンネ、日本人のとまどい」の中で、多くの日本人は中国人観光客に対して、「民度が低い」というイメージを根強く持っていると分析している。しかし、英語を流暢に話し、優雅な服装で、相手の気持ちを考えることができる中国人観光客が増えている。中国人観光客の消費動向はいろんな面で変化している。例えば、ショッピングから体験に、大都市から地方都市へ、ツアー旅行から個人旅行へと変化している。このような変化は、日本の商業界が予測していなかったスピードで進んでいる。日本人は今、この「新人類」に視線を注いでいる。

「中国人観光客の財布を開く80の方法」という本は、「爆買い」が日本にお金儲けのチャンスをもたらしたと指摘。爆買い時代が終わった今、中国人観光客を呼び込むために、値段相応のおもてなしと体験を提供しなければならないとしている。

東京・浅草の日本文化体験教室で講師を務めている高橋奈々恵さんは、「今年、浴衣や茶道、人力車などを体験する中国人観光客が増えており、例年に比べて3割以上増えた。そのため、これまでは英語で授業をずっとしていたものの、今は中国語を勉強し始めた。こんなにたくさんの中国人観光客が日本に来てくれてとてもうれしい。中国人観光客の多くは日本の文化にとても興味がある。これらの体験を通して、中国人観光客は日本の文化に触れ、日本人も中国人観光客と直接交流することで中国人や中国の文化を理解することができる。旅行は物を買うだけでなく、現地でしか味わえないことを体験することの方が重要」と語る。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年9月1日


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