日本の総務省が17日に発表した人口推計によると、9月15日時点で全国の90歳以上人口は206万人に達し、前年より14万人増加した。90歳以上人口が200万人の大台を突破したのは初めてとなる。
また報告によると、65歳以上の就業者数は770万人で過去最高になった。就業者全体に占める65歳以上の比率は11.9%で、高齢者が職場で一定の役割を果たしていることがわかる。
就業している高齢者の39%に当たる301万人が非正規雇用で、18年の2.5倍となった。この現象について、総務省は「高齢者の勤労意欲が高いことに加え、受け入れる企業も増えている」と説明した。
日本の高齢化は深刻である。報告によると、65歳以上の高齢者は3514万人で全人口の27.7%を占め、人数・比率ともに最高となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月19日