クラブメッドとトリップアドバイザーはこのほど、中国域外スキー消費市場の調査を行った。調査結果によると、中国でスキー市場が近年急発展しており、2022年冬季五輪が北京で開催されることもあり、中国人客のスキー旅行の需要が急成長している。3000人の回答者のうち、他省でスキー旅行したは37%、海外でスキー旅行したは18%に達した。海外3大目的地は、日本、韓国、スイスの順。
アンケートに回答した中国人客は、スキー場を選ぶ際に主に「場所と施設の安全性(43%)」「関連施設の利便性と快適性(41%)」「交通の利便性(40%)」を考えるとした。スキーリゾート施設を選ぶ際には、「スキー場直通か(50%)」「ネット上の評判(46%)」「ホテル・サービス施設(43%)」などの要素を検討するという。回答者は、価格はそれほど重要ではないとしており、スキーリゾート施設を選ぶ際に価格を基準にするとした回答者は34%のみ。
スキー客の平均消費額も、高い潜在力を示している。1回毎の平均消費額が2000-5000元は約23%、5000-1万元は10%、1万元以上は6%。調査によると、中国人客は通常、人を連れてスキーを楽しむ。最近のスキー旅行について、「友人と」は43%、家族と(配偶者や家族を含む)は20%、配偶者とは16%に達した。