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発信時間：2017-11-02 16:55:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　自動車の無資格者による検査、銅・アルミ製品の性能データ改ざんに続き、メイド・イン・ジャパンに再び問題が発覚した。今回の問題は、即席麺の「かやく」だ。保健所の許可を受けずに生産した疑いがあるとして、福島県の食品工場が先月31日、警察の捜査を受けた。同社は日本のカップ麺に使われる魚肉ねり製品の最大の製造業者で、中国や韓国などにも工場を持つ。問題は日本のカップ麺の販売に影響を及ぼすとみられる。

 

　この福島県いわき市の食品製造会社営洋は、食品乾燥に従事している。なると、肉、卵などの製品は日本各大手のカップ麺に使用されており、市場シェアは100％に近い。

 

　福島現地メディアの報道によると、営洋の工場で設備改修を行った影響で、7月中旬より関連部門の食品安全許可証を取得せず、工場の一角で無断で製造を続けていたという。

 

　いわき市保健所が情報提供を受け同工場を立入検査したところ、無許可製造を確認した。また衛生上の配慮が必要な魚肉ねり製品と食肉製品の製造を同じ場所で行っていたという。

 

　いわき市保健所は、製造場所を区切って許可申請するよう複数回にわたり指導したが、改善されなかったことから同署に刑事告発した。

 

　問題発覚後、同社のホームページがアクセス不可になった。同社幹部は「警察の捜査に協力し、結果については公表したい」と話した。

 「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年11月2日

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