日中経済協会、経団連、日本商工会議所のトップらで構成する合同訪中団の結団式が13日、東京で開かれた。過去最大規模となる250人の代表団は、20日から26日まで北京などを訪問し、中国の経済官庁幹部や企業関係者らに経済交流の拡大を訴える。共同通信が伝えた。
結団式で訪中団団長を務める日中経協の宗岡正二会長(新日鉄住金会長)は「日中国交正常化45周年を迎え、両国関係は良好な方向に向かいつつある。新たなビジネスモデルの創出など、実りの多い訪中にしたい」とあいさつした。
経団連の榊原定征会長も「日中韓の自由貿易協定(FTA)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の早期締結を訴えたい」と抱負を語った。
代表団は20日から23日までは北京に滞在し、要人会談や商務部、国家発展改革委員会、工業・情報化部の幹部らと意見交換をする。その後は広東省に向かい企業視察などを行う予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月15日