中日国交正常化45周年を記念して、中国の青年アニメーター訪日団が27日、東京入りし、個性あふれる5日間の「アニメの旅」を行っている。同活動は、環球網、中国公共外交協会、在中国日本大使館情報センターなどが共同で企画したもの。アニメ交流という文化的なスタイルで、中日青年交流を一層促進し、国民間の相互理解を強化するのがねらいだ。環球網が報じた。
訪日団の団長は、中国公共外交駐会の副会長を務める■建忠大使(■は龍の下に共)で、代表団の主なメンバーは、中国のアニメ分野で大きな影響力を持つ青年アニメーターである林記、劉▲汐(▲はさんずいに令)、陳元鋒、朱新南ら37人、及び第一回環球青年アニメコンテストで、一等賞を受賞した6人だ。
訪日期間中、訪日団は微博(ウェイボー)や微信(Wechat)などのSNSを通して、ネットユーザーらに日本で見聞きしたことをシェアし、微博の「青年アニメーターの日本旅行」という企画で、アニメーターの視点から日本のアニメを紹介する。
同代表団はまず、東京の出版社・映画会社KADOKAWA、動画共有サイトniconicoを運営するドワンゴ、映像産業振興機構(VIPO)などを訪問する。そして、日本の著名なアニメプロデューサー・松谷孝征さん、著名な漫画家・松本零士さんらと懇談するほか、外務省の政務官を訪問し、中日文化をめぐる交流を行う。その後、宮城県仙台市へ行き、「せんだい3.11メモリアル交流館」や津波避難タワーを見学し、「千年希望の丘」で植樹活動にも参加する。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月29日