南京大虐殺80周年、歴史の真相を伝える必要性を再認識(二)

南京大虐殺80周年、歴史の真相を伝える必要性を再認識(二)。 『南京は泣かない』が出版されると、米アマゾンで数週間連続で売り切れとなり、何度も増刷された。圧倒的多数の読者が、「5つ星」の好評を与えている。  Carol Andersonと署名した読者は「物語の理解は難しいが、得るものが多かった。私が読んだものの中で、最も美しく力のある作品だ」というコメントを残している。

タグ:南京大虐殺 80周年

発信時間:2017-12-12 16:10:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

【私たちの声を埋もれさせるな】

 

 『南京は泣かない』が出版されると、米アマゾンで数週間連続で売り切れとなり、何度も増刷された。圧倒的多数の読者が、「5つ星」の好評を与えている。

 

 Carol Andersonと署名した読者は「物語の理解は難しいが、得るものが多かった。私が読んだものの中で、最も美しく力のある作品だ」というコメントを残している。

 

 Alan L. Chaseという読者は「小説は人知れぬ中日関係の闇の歴史に光を落とした。人知れぬ日本軍の暴行、乱世の恋愛と家族愛、赦しと銘記……(中略)……内容は信憑性が高く、感動的な物語で、本を手放せなくなった。今日の中日関係の奥深くに隠された感情を理解できた」とコメントした。

 

 鄭氏の同僚は「中日戦争及び東アジア文化に不慣れで、何度も読み返す必要があった。私はついに、中国人が日本による侵略戦争を忘れられない、深い原因を理解できた。さらに尊いことに、小説の最後は民族の和解、友好と共存を実現する希望をもたらしてくれた」と感想を述べた。

 

 鄭氏は、歴史の真相は「言わずと知れた」ことではなく、発言権を握ることが重要と考えている。「日本の右翼勢力は第二次大戦の歴史に関する600冊以上の専門書を出版し、歴史を大きく歪めている。米国の主流社会はこれらの言論から、ある程度ミスリードされている。それと比べ、西側主流社会に声を上げる中国系作家は数えるほどしかいない」

 

 「西側社会は日本の戦時中の暴行のほとんどを忘れている。私たちの声は、米国の学術界で徐々に埋もれている。私たちはこのような時ほど世界に向け声を出し、歴史の真相をさまざまな手段により表現し、日本の中国侵略という史実を世界に深く認識させ、人々の良識を呼び覚ます必要がある。私たちは災いを未然に防ぎ、20世紀の惨劇が少しでも再現される可能性を残してはならない」



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月12日

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