中国人観光客、運転士ら28人が乗った観光バスが11日午後6時20分頃、北海道函館市を走行中に高架に衝突し、25人が負傷し病院に搬送された。いずれも命に別条はないという。札幌市のバス会社の睡蓮観光は、運転士が道に迷って焦り、高架の高さを注意しなかったことが事故原因とみられるとしている。
『北海道新聞』などが函館警察署の情報を引用して伝えたところによると、事故で乗客28人中25人が頭部などに軽傷を負ったが、いずれも命に別条はない。事故を起こしたバスは高さ約3.7メートルで、3メートルの高架の下を通る際に天井が衝突。バスは11日に札幌市内のホテルを出発し、鹿部町の宿泊施設に向かう途中だった。事故現場は片側1車線のまっすぐな道路。
地元警察は調査を実施し、運転士が道に迷って焦り、高架の高さが3メートルであることを見逃したことが事故原因とみられるとしている。