韓国の文在寅大統領は13日「本日は南京大虐殺80周年記念日で、中韓両国の人々はこの痛ましい災難に同じ感覚を持っている」と話した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
文大統領は本日、在中韓国人との懇談会でこのように発言した。文大統領は「韓国人は同病相憐れむの気持ちで南京大虐殺の犠牲者たちを哀悼し、痛みを抱える多くの人々にいたわりの言葉を差し上げたい」「両国は帝国主義による苦難も共に経験し、共に抗日闘争を繰り広げ、厳しい時期を一緒に乗り切ってきた」と述べた。
中国で最初のメッセージとして南京大虐殺に言及したのは、ほぼ同じ時期に日本に占領されるという苦難を味わい、抗日運動を展開した両国共通の歴史を際立たせることで、親近感をアピールする狙いがあるとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月13日