日本防衛省は11日、政府専用機のボーイング747から、金属部品が紛失したと発表した。同機は12日からの安倍晋三首相の外遊で予備機として使われる予定で、首相は当時搭乗していなかった。
時事通信によると、右主翼とエンジンを結合する部分の金属製パネル1枚が紛失した。パネルは縦約38センチ、横約20センチ、重さ約500グラム。11日午前に羽田空港を離陸し、約2時間後に北海道の新千歳空港に着陸した。新千歳空港の航空自衛隊が、機体の状態を点検した。
両空港の滑走路からは、金属製パネルが見つかっていない。防衛省によると、飛行中に落下した可能性があり、捜索は困難だ。今のところ、負傷者は確認されていない。
同機は12日からの安倍晋三首相の外遊で予備機だった。防衛省によると、安倍首相の外遊日程に影響が及ぶことはない。
ロイター通信によると、日本は現在の政府専用機の後継機として、ボーイング777を2機発注しており、2019年3月から使用開始される予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月15日