日本人が中国語を学ぶ理由 風水好きがきっかけの人も

日本人が中国語を学ぶ理由 風水好きがきっかけの人も。

タグ:中国語ブーム

発信時間:2018-03-20 14:07:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 十数年前に留学で日本を訪れた李焱さんはベテランの中国語教員である。彼女は2017年、翻訳と中国語教育を行う会社を立ち上げた。記者はこのほど、李焱さんの事務所で彼女と学生の苗加隆さんにインタビューした。


 苗加隆さんは大学で第2外国語に中国語を選択し、NHKの中国語講座を見て学んだ。1996年、苗加隆さんは日本語を教えるボランティア活動を開始し、多くの外国人、特に中国人と仲良くなった。


 現在、苗加隆さんは流暢な中国語で自己紹介ができる。彼の目標は2020年の東京オリンピックで中国人観光客の通訳をすることだという。「中国各地から来た人と中国語で話すのは楽しそう。日中経済の往来が増えているため、中国語を学ぶ日本人が増えたことも自然なこと。中国に偏見を持つ日本人がいることも否定できない。私たちは彼らの影響を受けることなく、自分の目で中国を見る必要がある」と苗加さんは話す。


 日本のSNSにも苗加さんのような人は多く、彼らはそれぞれ中国語と縁がある。中でも中国文化に興味があり中国語を学んだ人は多い。中国文化と大きく関係している風水が好きな人、小麦粉で作る麺が中国から来ているためその知識を得るために中国語を学んだ人、日本文化の源を知るために学んだ人などがいる。


 30~40歳で中国語を学んでいる人の多くは、勤務先で中国との交流があり、仕事で必要なためである。「上司に言われて学んだ」という人もいれば、親が21世紀は「中国の時代」だと考えているため学ぶ小学生もいる。


 中国語を30年以上学ぶある日本人女性は、NHKの中国語講座を偶然見た時に中国語の発音は面白いと感じ、学び始めた。最初は教材を使わずにテレサテンの歌を聞いていたが、日本で「香港ブーム」が起き、広東語を学び始めた。その後、20年前に仕事で上海に行くことになり、上海語が話せないと買い物の時にバカにされるという話を聞き、上海語を学んだ。

 多くの中国語教員が「中国語を教えるというより、会話をして理解を深めている」と話す。彼らは中国語を教えて収穫を得ている。また彼らは、中国語がますます人気になり、世界で中国語ブームが高まり、中国語教員は歓迎されるに違いないと考えている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月20日

 

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