日本版海兵隊が発足、隣国の脅威に=ロイター通信

日本版海兵隊が発足、隣国の脅威に=ロイター通信。日本の陸上自衛隊が創設する離島防衛専門部隊「水陸機動団」の発足式典が7日、開かれた。これは戦後初・日本自衛隊初の水陸両用作戦部隊だ…

タグ:水陸機動団 上陸 離島 防衛

発信時間:2018-04-08 14:10:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

 日本の陸上自衛隊が創設する離島防衛専門部隊「水陸機動団」の発足式典が7日、開かれた。これは戦後初・日本自衛隊初の水陸両用作戦部隊だ。英ロイター通信は「この動きは物議をかもしている。日本は戦後の憲法で、戦争を発動する権利を放棄した。水陸両用作戦部隊は兵力を投入できるため、日本の隣国の脅威になると批判する声もある」と伝えた。

 

 水陸機動団の発足式典は同日、佐世保市付近の軍事基地で開かれた。迷彩服を着た約1500人の隊員が参加した。共同通信によると、同機動団の規模は約2100人で、AAV-7水陸両用装甲車と、陸上自衛隊が2018年より導入を開始したオスプレイなどが配備される。離島が占領されれば、上陸・離島奪還作戦を展開する。

 

 山本朋広防衛副大臣は「日本周辺の日増しに厳しさを増す防衛?9?9安全情勢を鑑み、わが国の離島を守ることが重要な任務になっている」と述べた。共同通信は「日中の釣魚島を巡る緊張の高まりを背景に、南西諸島の防衛力を強化するのが狙い」と伝えた。毎日新聞によると、7日の発足式典終了後、水陸機動団はメディア向けに離島奪還のシミュレーション訓練を披露した。在日米軍の海兵隊員約20人も参加した。

 

 時事通信は7日「水陸機動団は米海軍をベースとしており、日本版海兵隊と呼ばれている。主に中国からの侵入を想定しており、将来的に3000人規模に拡大する予定」と報じた。ロイター通信は「同機動団の創設により、日本は米海兵隊遠征部隊に類似する、本土以外の遠洋で作戦を展開する力を手にするまで一歩近づいた」と論じた。米海兵隊の連絡官として日本の水陸機動団の創設に向け訓練をサポートした、日本戦略研究フォーラム研究員のグラント?9?9ニューシャム氏は「本気でやれば、1年もしくは1年半で相当な能力を手にするだろう」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月8日  

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