安倍晋三首相は28日夜、トランプ米大統領と電話会談し、6月12日のシンガポール開催で調整が進む米朝首脳会談をめぐり、この歴史的な会談の成果獲得を促進することで一致した。29日付シンガポール華字紙・聯合早報が共同通信の記事を引用し、伝えた。
安倍首相が記者団にこの情報を明らかにした。安倍首相とトランプ大統領は、米朝首脳会談の前に日米首脳会談を実施することで一致した。
河野太郎外相は6月上旬のシンガポール訪問を予定している。シンガポールの要人と接触し、米朝会談後の情報提供の協力を要請する。
複数の政府筋によると、日本側は8日にマレーシア訪問後、9日にシンガポールを訪問する方向で日程を調整している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月30日