日本航空自衛隊F-35A最新鋭ステルス戦闘機5機が28日、空自三沢基地に追加配備された。三沢基地の同型機は既存の2機と合わせて7機となった。米空軍パイロットが操縦する戦闘機が北京時間28日午前6時頃にハワイを離れ、午後4時10分に三沢基地に到着した。共同通信が29日に伝えた。
5機は26日に米ハワイから到着する予定だったが、同行する米軍空中給油機の不具合のため延期されていた。
防衛省によると、今回到着したのは米ロッキード・マーチン社が完成させた4機と、愛知県の三菱重工業小牧南工場で組み立てられた1機。米西部アリゾナ州のルーク空軍基地で空自パイロットが訓練に使用した後、ハワイ・ホノルルのヒッカム空軍基地に移されていた。
F-35Aは老朽化したF-4戦闘機の後継機で、レーダーに捕捉されにくい卓越したステルス性能を誇る。2018年度内に三沢基地にさらに3機配備し、計10機とする。
別の日本メディアによると、米海軍は28日、横須賀基地に配備中の原子力空母「ロナルド・レーガン」の出港を、29日以降に延期すると発表した。28日午前10時の出港を予定していたが、午後に急きょ変更され、さらに28日の出港が取り消された。機械の故障と分析されている。
ロナルド・レーガンが5月中旬に1週間の試験航行を終えた。今回は周辺海域の警戒任務で、数カ月の長期航行になる見通しだ。
ロナルド・レーガンは今回の出港後、岩国基地を拠点とする艦載機と合流し、九州沖の太平洋で空母艦載機発着艦資格認定訓練「タッチアンドゴー」を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月30日