日本が防衛大綱の見直しに着手 「新たな領域で優位性を維持」

日本が防衛大綱の見直しに着手 「新たな領域で優位性を維持」。

タグ:防衛活動

発信時間:2018-08-31 15:09:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 『防衛計画の大綱』の見直しをめぐる安全保障と防衛力に関する懇談会は29日、首相官邸で第1回会議を開き、宇宙空間とサイバー空間分野において日本の防衛能力に引き上げる方針を固めた。12月上旬に新『防衛計画の大綱』にまとめる予定。


 日本政府は年内に新『防衛計画の大綱』を制定し、防衛活動の指導方針にする方向で進めている。現行の防衛大綱は2013年12月に改正された。政府は懇談会での討論結果を参考にして新大綱を制定する。


 懇談会は政界、学界、商業界の専門家9人で構成され、日本「経済三団体」の1つである日本商工会議所の三村明夫会頭が座長に就任。


 安倍晋三首相、麻生太郎副首相兼財務大臣、菅義偉内閣官房長官、河野太郎外務大臣、小野寺五典防衛大臣が初めて出席した。


 安倍首相は、「日本の安全保障環境の厳しさと不確実性は格段に早いスピードで増している。陸海空という従来からの区分にとらわれた発想では、日本を守り抜くことはできない。新たな領域で優位性を保つことが日本の防衛に死活的に重要になっている」と述べた。出席者は、日本のサイバー空間と宇宙空間における防衛力の向上に重視すべきだと同意した。


 共同通信社によると、懇談会はイージス艦と弾道ミサイルを使った防衛を国民に理解してもらうことも目的としている。


 懇談会は2~3週間に一度開かれ、各議題を話し合う。12月上旬に新大綱にまとめる予定。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月31日

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