中日両国 > 多国間主義と自由貿易の維持、中日に責任あり＝外交部
多国間主義と自由貿易の維持、中日に責任あり＝外交部。
タグ：安倍晋三 中日平和友好条約締結40周年
中国外交部の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で、記者からの質問に対して「中国と日本はアジアの重要な国、世界2・3位の経済国であり、多国間主義と自由貿易の維持で重要な責任を持つ」と答えた。
記者からは「報道によると、日本の安倍晋三首相はメディアからの取材に対して、中国の経済発展は日本及び全世界にとって大きなチャンスであり、歓迎に値する。日中両国は世界貿易機関などの多国間自由貿易体制の強化に向け協力を維持するべきだと表明した。中国側はこれについてどのように論評するか」という質問があった。華氏は次のように回答した。
中国側は安倍首相の発言を歓迎する。
今年は中国の改革開放40周年だ。40年に渡り中国の発展は大きな成果を手にした。中国人はより良い生活を送れるようになり、日本を含む世界各国に大きなチャンスをもたらし、地域と世界の平和・繁栄の促進に対して重要な貢献を成し遂げた。
今年は中日平和友好条約締結40周年であり、「戦略的互恵関係の包括的推進に関する中日共同声明」発表10周年でもある。双方はこの文書の中で、中日は共に協力パートナーであり、互いに脅威とならず、相手国の平和的発展を互いに支持すると明記している。これらの原則は今日も、依然として重要な現実的意義を持つ。双方はこれまでの事業を引き継ぎ未来を切り拓き、中日関係の政治・法的基礎を固め、互いを協力パートナーとする重要な共通認識を確認し、両国関係の未来の発展の新たな青写真を描くべきだ。
世界は現在、一国主義の挑戦に直面している。国際ルールと多国間秩序が激しい衝撃を受けている。中日はアジアの重要な国、世界2・3位の経済国であり、各種形式の保護主義・一国主義に対応し、多国間主義と自由貿易を維持する重要な責任を持っている。意思疎通と協力を強化し、国際ルールと秩序を共に守り、世界平和・発展を促進するため努力するべきだ。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年10月25日
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