2月22日、日本の相模原で、探査機「はやぶさ2」の小惑星「りゅうぐう」への着陸成功を祝う宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員
報道によると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の報道官は22日、初期データを見ると探査機「はやぶさ2」は小惑星「りゅうぐう」への着陸に成功したとみられるが、データをさらに分析して最終確認する必要があると発表した。
21日午後1時頃、待機していた「りゅうぐう」の上空20キロ地点を出発した「はやぶさ2号」は秒速約90センチの速さで下降し、地表から5キロ地点に到達すると減速し、ゆっくりと地面に近づいた。
報道によると、着陸の条件が整ったかの判断に時間がかかり、下降開始は予定より5時間遅れた。その後、下降速度を予定の2倍以上にし、遅れを取り戻した。
JAXAの報道官は、着陸後に探査機が送り返したデータを確認し、着陸に成功したとみられるが、最終確定する前にデータをさらに分析する必要があると述べた。
「りゅうぐう」の地表は多くの岩石が散布する険しい地形となっている。岩石に衝突し機体が損傷しないように、「はやぶさ2」は半径3メートル前後の狭いが平坦なエリアに着陸する。自主行動する「はやぶさ2」は安全を確保するため、決められた手順で投下しておいた目印のボールを見つけ、高度8.5メートルで一度停止し、準備を整えて地上に接触する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月22日