日本が初の実戦能力備えるF-35部隊を創設 20機配備

日本が初の実戦能力備えるF-35部隊を創設 20機配備。

タグ:実戦能力備えるF-35部隊

発信時間:2019-03-28 15:05:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本のF-35第5世代戦闘機の保有数増加に伴い、自衛隊は初のF-35作戦部隊を創設した。実戦能力を備えた日本で最初の第5世代戦闘機部隊となる。


 日本の時事通信社は3月26日、最新鋭のF-35ステルス戦闘機12機からなる第302飛行隊が同日、航空自衛隊の三沢基地に創設されたと報じた。同飛行隊には約80人が所属し、将来的にF-35戦闘機の数を20機に増やすという。


 航空自衛隊第302飛行隊が装備していたのは米国製のF-4戦闘機で、その後継機として最新鋭のF-35が導入された。防衛省の計画によると、三沢基地のF-2戦闘機飛行隊は2020年3月に百里基地に移転し、百里基地の第301飛行隊は三沢基地に移転して新たなF-35戦闘機部隊となる。三沢基地は最終的に2つのF-35部隊を保有し、ステルス戦闘機の保有規模は40機になる。


 日本はF-35戦闘機の配備計画を実行するために多額をつぎ込んだが、このステルス戦闘機の単価は上昇し続けている。今年1月8日、防衛省は2019~2023年度『中期防衛力整備計画』に盛り込まれた主要装備の単価を公表した。リストを見ると、日本が調達を計画している米国製F-35A戦闘機の単価は116億円で、見積り価格の100億円を大幅に上回っている。現在保有するF-35Aのほかに、日本は40機のF-35B戦闘機を調達し、「空母化改造」したいずも型空母に搭載する計画。


 イギリスの『デイリー・メール』は2018年末、「日本が改装する1隻目の空母」という見出しの記事を掲載し、日本政府は米国から新たに105機のF-35ステルス戦闘機を調達し、うち42機が垂直離着陸が可能なF-35B型になると伝えた。これらは改良後のいずも型空母に搭載される予定。同紙は、「海上自衛隊の戦後最大の変化であり、アジアの隣国は日本の空母が第二次世界大戦中に行った侵略行為をよく覚えている」と論じた。


 2隻のいずも型空母に20機のF-35B戦闘機を搭載すると計算した場合、日本は42機注文し、その規模は必要量を上回る。また、日本はトン数が小さく、同様に直通式甲板を採用したひゅうが型ヘリコプター母艦を2隻保有する。李傑氏は、ひゅうが型ヘリコプター母艦はトン数と飛行甲板が小さく、改装の潜在力がないため、大量のF-35Bは日本の今後の大トン数の空母のための用意だと見ている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月28日

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