日本の共同通信社によると、日本スポーツ振興センター(JSC)は10日、建築家の隈研吾氏らが2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場である新国立競技場の設計の細部の調整を終えたと発表した。
記事によると、隈研吾氏は「私たちは過去のスタジアムと異なる日本特有の温度感を追求した。みなさんに早く体験してもらいたい」と述べた。
最終調整は神宮のエコ環境の柔らかさと日本の特徴を取り入れることを重視する。国賓クラスの人物が集まる「VVIPエリア」の壁と柱の表面の素材は木材から和紙に変更し、建築物に蛍の光を再現するS字型照明を取り入れた。
最大の難点は2月末に完了した天井部分の鉄骨の設置で、5月中旬に完成予定。隈研吾氏は、「天井は雄壮なイメージで、もう片方の空が見える大きさもちょうどよくて安心した」と満足げに語った。
現在、観客席の設置とグラウンドの工事を行なっており、工事は最終段階に入った。11月末に完成予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月12日