日本の研究チーム、ALSの新病理を発見

日本の研究チーム、ALSの新病理を発見。

タグ:ALS

発信時間:2019-07-11 14:15:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 日本の東邦大学と慶應義塾大学の研究員からなるチームはこのほど、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を利用し、運動ニューロン病の新たな病理を発見した。


 研究チームはFUS遺伝子変異(ALSの発症原因の1つ)によるiPS細胞を使って運動ニューロンを培養し、これらの運動ニューロンの軸索に異常な形態を発見。そのほか、新型のマイクロ流体デバイスとRNAシークエンシングを使い、Fos-B遺伝子が運動ニューロンの軸索の形態異常において主な役割を果たすことを発見した。軸索の形態異常はALS神経変性の前に発生するため、Fos-Bは早期治療のターゲットになる可能性がある。関連の研究成果は『E BioMedicine』誌で発表された。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月11日

 

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで