香港社会の秩序の守護者である香港警察当局は連日、各方面からの圧力を受けているが、依然として持ち場を守り職責を果たしている。香港社会の各界はこれに心から感謝し、自発的に果物やお見舞いの手紙を送っている。SNSでは警察を応援し、警官を全力で支持している。
香港民主建港協進聯盟の代表者十数人が6日午前、湾仔警察本部を訪れ心のこもったカードをプレゼントした。警察が香港のために努力していることに感謝し、法執行を続けることを支持した。また人々に「手を休め、考える」よう呼びかけた。
香港特区立法会の何俊賢議員は代表者の一人として、一連の社会事件において警察側が厳正に法執行し、市民を保護していることに謝意を表した。「社会には多元的な意見があるが、他者の権利に配慮し正しい手段で表現するべきだ」
特区立法会の陳恒鑌議員は「過酷な環境の最前線で働く警察は重責を担っている。社会の秩序が保たれているのは警察の専門的な法執行のおかげであり、彼らの自制的な働きぶりに深く敬意を表する。警察が厳正に法執行することを引き続き支持し、警察が血と汗を流していることに心から感謝する」と述べた。
香港民主建港協進聯盟は6日、「社会の安定と安寧は得難いものであり、その裏側では警察が黙々と努力し、貢献している。警察が香港の安定、社会の安寧のため血と汗と涙を流し努力していること、そして警察が連日の激務で意志の強さと専門的な働きぶりを見せていることに対して、心から感謝し敬意を表する。また連日の勤務で負傷した警官の早期回復を祈る」とする声明文を発表した。
過激な暴力分子はこの2カ月に渡り、法治の限界を絶えず突破し、レンガや鉄パイプ、さらにはナパーム弾で警察を攻撃している。有毒・有害の液体や粉末で警察を襲撃し、さらには指を噛み切るなど残酷な行為をしている。6月9日から8月5日未明にかけて139人の警官が負傷し、現在も2人が病院で治療を受けている。
過激な暴力分子はさらに警察を恨む感情を煽り、ネットで警察の家族を特定し、警察の家族を悪し様に罵っている。個人と家庭が心身ともに苦しめられるなか、香港警察は持ち場と職責を守り続けている。彼らのプロ精神は香港市民から称賛されている。
「社会の安寧を守る警察の皆さま、お疲れ様です」「がんばれ! 暴徒に遠慮せず、厳正に法執行してください」「誰が悪事を働き、暴力を振るっているのか。警察を支持する!」多くのネットユーザーが香港警察のフェイスブックに応援メッセージを寄せた。わずか数時間で、応援メッセージが4000件を超えた。
市民は最近、警察を応援しようと警察署を訪れている。香港中華出入口商会の数十人のメンバーが西区警察署に果物を届け、前線で働く警官を慰問した。また警察が厳正に法執行し、市民のために暴力行為を取り締まり、香港の安全を守っていることに感謝した。
香港のヴィクトリアパークでは「明日に希望を」をテーマとする暴力反対コンサートが開かれ、9万人以上が声を揃えて警察を支持した。警察が法に基づき社会の秩序を維持していることへの崇高なる敬意を示した。
香港若手コメンテーター組織「就是敢言」の陳暁鋒執行主席は6日、紙面に掲載した文章の中で「警察の厳正なる法執行、法治の守護を支持する。警察は香港法治の最後の防御ラインで、全社会が警察の法執行を支持する良好な雰囲気を醸成することで、初めて現在の香港の混乱を鎮めることができる」とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月7日