日本の河野太郎外相は2020年度予算に「外相専用機」の費用を盛り込むと表明していたが、外務省から拒否された。外務省によると、専用機は高額で、機体購入だけでも70−100億円近くかかる。また維持費や人件費も年間計約40億円と見積もられている。河野氏の外遊の効率を高めるため、外務省は2020年度予算で500時間分のチャーター機予算の確保を目指している。20日付読売新聞が伝えた。
外務省は2019年度予算の中で、チャーター機利用200時間分に相当する4億2000万円を確保した。これまでに約100時間分を利用している。
河野氏は2017年にも、2019年度予算に「外相専用機」の費用を盛り込むと表明していた。さらに専用機がないため中東の職員からの招待を断らざるを得なかった、夜も空港で4時間待たされたことがあると不満を漏らした。しかし膨大な維持費をどの部門の予算として計上するかで意見が割れたため、この構想は棚上げされた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月22日