東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の関係者は29日、東京オリンピックは2021年7月23日までの延期となる可能性が高いと明かした。
日本の共同通信社は内部関係者の話として、大会スケジュールを大幅に変動させないようにするため、翌年に開催すれば、元の開催時期と近くなると伝えた。
東京オリンピックは今年7月24日金曜日に開幕し、8月9日日曜日に閉幕し、期間は17日を予定していた。2021年7月23日は金曜日であるため、この日に開幕するのがふさわしく、閉幕日は8月8日に変更するのがよいという。
上述の関係者は、東京オリンピック組織委員会の「特別計画部」は複数のプランを検討し、春開催の可能性も検討しているが、夏に開催する方がメリットがあり、新型コロナウイルス感染症が長期化した場合の時間の余裕を残すと話した。
組織委員会の森喜朗会長は前日にテレビのインタビューに応じ、「東京オリンピックは春には開催しない。開催時期は6月から9月になる。来週の終わり頃に最終的な話し合いの結果を公表する」と述べた。
国際オリンピック委員会は26日、各競技の国際組織と電話会議を行った。バッハ会長は会議で、1カ月以内に東京オリンピックの具体的の開催日を決定すると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月30日