NHKの報道によると、現地時間29日午後の日本の感染者は1827人にのぼる。うち死者は55人。また関係者は28日、新型コロナウイルスの感染者が激増している米国から来る外国人について、日本政府は入国拒否の対象に追加指定する方針で調整を進めている。
共同通信は、米ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、米国の感染者がすでに世界最大になっていると報じた。日本政府は日米間の往来の規制強化の必要性を判断する。しかし米国内であっても地域によって感染者の人数に差があることから、日本側は入国拒否の対象を全米にするか一部地域に制限するかを慎重に検討する方針だ。
この措置が実行されれば、日本入国前の14日内に米国の対象地域に滞在した外国人は日本に入国できなくなる可能性がある。日本の外務省は対象地域について、感染症の危険レベルを3(渡航中止勧告)に引き上げることをほぼ決定した。
日本政府は日本人を含む米国全土からの入国者を対象に、自宅もしくはホテルなどで14日の隔離を行い、公共交通機関の使用を回避するよう求めている。
報道によると、日本は韓国及び一部の欧州諸国などを対象に、入国拒否の措置を実行していた。また米国も自国民に対して日本を含む他国・地域への渡航中止勧告を出し、日本からの帰国者に自宅で14日の隔離、医学観察を行うよう求めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月30日