日本の総務省が5日発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、2020年1月1日時点の日本国内の人口は前年から約50万人(0.40%)減った。マイナスは11年連続で、減少数、減少率とも過去最大。日本の共同通信が伝えた。
2020年1月1日時点の日本国内の人口は1億2427万1318人で、前年から50万5046人減った。都道府県別に見ると44道府県で人口が減少。増えたのは東京、神奈川、沖縄の3都県だけで、人口の偏在がさらに際立った。
政府が掲げる地方創生の取り組みにもかかわらず、少子化と一極集中が加速する構図だ。
2019年の日本の出生数は86万6908人で、初めて90万人を下回り過去最少となった。死亡数は過去最多の137万8906人。また16-64歳の労働力人口が総人口に占める割合は0.20ポイント減の59.29%。また65歳以上は0.35ポイント増の28.41%で、高齢化が進行している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月6日