日本のミサイル迎撃専用艦、実戦配備能力は限定的=専門家

日本のミサイル迎撃専用艦、実戦配備能力は限定的=専門家。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の本土配備を断念する日本の決定は、アジア太平洋地域でミサイル迎撃網を張ろうと急ぐ米国に大きな不満を抱かせた…

タグ:ミサイル 防衛省 イージス 迎撃

発信時間:2020-09-07 14:46:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の本土配備を断念する日本の決定は、アジア太平洋地域でミサイル迎撃網を張ろうと急ぐ米国に大きな不満を抱かせた。共同通信は6日、日本政府の複数の関係者の話として、政府がその代替案として弾道ミサイル迎撃に特化した専用艦を建造すると米国に伝えたと報じた。


 共同通信によると、日本はこれまでイージス・アショアの▽海上自衛隊のイージス艦を増やす▽地上に高性能レーダーを設置し、ミサイル駆逐艦もしくはその他の海上プラットフォームから迎撃ミサイルを発射する――という2つの代替案を発表していた。今回の専用艦という案は、これまでのイージス艦を追加する案とは異なる。イージス艦は敵の戦闘機と潜水艦に対応できる「オールラウンダー」で、性能面の条件が厳しく、建造費も高くつく。専用艦はミサイル迎撃の機能に特化しており、建造費も低く抑えられる見通しだ。2つ目の案のレーダー設置は、地方自治体を説得する必要がある。専用艦ならば地上に施設を設置する必要がなく、地方自治体と調整する必要もほとんどない。


 報道によると、防衛省は複数の専用艦を建造する予定だ。これらの艦艇にはイージス・アショアの配備に向け購入済みの米製SPY-7レーダー及びミサイル発射システムが搭載される。その性能は現役イージス艦の同類設備を上回る。しかし報道によると、イージス・アショアの本来の設置目的の一つは、ミサイル迎撃任務を担当する海上自衛隊の負担軽減だったが、専用艦を使うことでこの目的は達成できなくなるという。


 「環球時報」のインタビューに応じた中国の軍事専門家は、次のように指摘した。


 迎撃効果だけを見るならば、専用艦の効果はイージス・アショアより優れている。前者は機動的に配備し、迎撃に最も有利な地域で迎撃・探査を行えるからだ。しかも複数の専用艦を段階的に配備することで、中距離迎撃を重ねることができる。またこれらの専用艦は日本に向けたミサイルを迎撃できるほか、配置を調整することでその他の方向へのミサイルを迎撃でき、米国のミサイル迎撃体制の最前線になれる。この点を見ると、その迎撃効果はさらに高い。しかし日本の専用艦はコストの縛りを受け、自衛能力が限定的になる可能性がある。高強度の作戦において、その独立した生存能力が問題となり、その他の艦艇から保護を受ける必要がある。これはその実戦配備能力を制限する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月7日

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