菅氏の初の所信表明演説、日中の安定関係は「極めて重要」と強調

菅氏の初の所信表明演説、日中の安定関係は「極めて重要」と強調。

タグ:菅義偉 所信表明

発信時間:2020-10-27 16:28:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の菅義偉首相は第203回臨時国会で、就任後初の所信表明演説を行った。行政改革、新型コロナウイルスの感染対策を実施し、温室効果ガスの排出量を2050年までにゼロにするといった内容が含まれた。菅氏は中日関係について、「中国との安定した関係は、両国のみならず、地域及び国際社会のために極めて重要だ。ハイレベルの機会を活用し、共通の諸課題について連携していく」と強調した。


 北京外国語大学地域・世界ガバナンス高等研究院の関照宇研究員は26日、「環球時報」の記者に次のように述べた。


 菅内閣はある意味「過渡政権」であり、全体的に安倍氏の施政方針を継承した。ところが外部環境には現在激しい変化が生じており、かつ2人の首相の風格に大きな差があることが、菅氏の初の所信表明演説でも顕著に反映された。菅氏は外交と安全保障について、引き続き日米同盟を軸とした「自由で開かれたインド太平洋」という構想の実現を中心とすると強調した。中国への態度は比較的穏やかで、協力を中心とし中日ハイレベル対話を推進すると強調した。しかし菅氏は内政について、感染対策の具体的な日程表を明らかにせず、ワクチンの具体的な普及時期についても説明しなかった。着実に実行可能な経済回復プランも示さなかった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月27日

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