日本の厚生労働省がこのほど発表した統計データによると、新型コロナウイルスの影響で仕事を失った人が7万人を超えた。業種別に見ると、製造業の失業者が最多。厚生労働省は先ほど、新型コロナにより業績悪化した企業を対象に調査を行った。その結果によると、今年1月末から今月6日までに、日本全国で7万242人が新型コロナにより失業していた。NHKが9日、伝えた。
この数値は各地のハローワークのデータの統計によるもの。実際の失業者はさらに多いと見られる。
業種別に見ると(10月30日時点のデータ)、新型コロナによる失業者は製造業が1万2979人、飲食業が1万445人、小売業が9378人、宿泊業が8614人などとなっている。
厚生労働省は現状について、「雇用調整助成金」などを積極的に活用し、企業に雇用を維持するよう呼びかけ、再就職に向けた支援を進めると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月10日