日本の陸上自衛隊と米軍による共同指揮所演習「ヤマサクラ」の開始式が7日、陸自健軍駐屯地で行われた。日本陸自西部方面隊総監の竹本竜司陸将は「自由で開かれたインド・太平洋地域の実現のため、日米共同作戦能力の向上は喫緊の課題だ」と表明した。演習は離島防衛がテーマだが、自衛隊は演習の具体的な想定を明らかにしていない。今回の演習で実際の部隊は展開せず、図上で連携方法を確認する。
今回の演習は15日まで続く。日本側からは計約4000人、米側から計約1000人が参加。新型コロナウイルス対策のため、例年より参加人数を減らし、遠隔地の部隊はオンライン会議で携わる。情報によると、「ヤマサクラ」は1982年に始まった、陸自と米陸軍の最大規模の合同演習だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月8日