「雄のパンダ」が雌だったとは……。22日付日本紙『毎日新聞』によると、先月22日に和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」で生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが、出生直後に肛門と尿道口の間の距離が一般的な雌と比べて長かったため、誤って雄と判断されたという。
パンダの良浜が産んだこの赤ちゃんは、同園で10年ぶりの雌の赤ちゃんと判断された。ところが21日の触診により、このパンダに睾丸がないことが分かり、22日に「雌」と訂正された。報道によると、アドベンチャーワールドは2005年にもミスを犯し、雄のパンダを誤って雌と判断していた。
今回の件について、中尾建子副園長は「パンダは生殖器が未発達のまま生まれるため(性別の)判別は難しい」と述べた。報道によると、感染対策により、この赤ちゃんの当初年内予定だった一般公開は来年1月中旬以降に見送られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月23日