日本が対ミャンマーODAを停止? 官房長官は日本紙の報道を否定

日本が対ミャンマーODAを停止? 官房長官は日本紙の報道を否定。日本はミャンマーにとって最大の支援国となっている。1960年代後半よりミャンマーにODAを行っている。日本の外務省の統計によると、日本の2019年度の対ミャンマーODAの規模は1892億円…

タグ:ミャンマー 政権 ODA 軍側

発信時間:2021-02-26 14:16:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ミャンマー軍が今月上旬に政権を掌握すると、欧米諸国は次々と軍事政権への制裁を選択したが、長期的に「西側諸国」を自称してきた日本は今のところ追随する動きを見せていない。

 

 25日付「朝日新聞」は複数の消息筋の情報として、日本政府はミャンマーへの政府開発援助(ODA)の停止を検討しているが、これを「制裁」と称することは回避する見通しと伝えた。また軍事政権が対話を通じ民主的な解決策を模索するよう働きかける意向だという。ロイター通信によると、日本の加藤勝信内閣官房長官は同日の記者会見で、「朝日新聞」の報道内容を否定すると同時に、「ミャンマーへの経済援助について、予断することなく今後の事態の推移を注視し、(すべての選択肢を)検討する」と述べた。

 

 共同通信によると、日本はミャンマーにとって最大の支援国となっている。1960年代後半よりミャンマーにODAを行っている。日本の外務省の統計によると、日本の2019年度の対ミャンマーODAの規模は1892億円。報道によると、ODAを停止しても、日本政府は人道主義的な見地から引き続き国際機関及び非政府組織を通じ、特に新型コロナウイルス感染対策などをめぐりミャンマーに援助を提供する。

 

 「朝日新聞」は、日本が「西側諸国で唯一、国軍とのパイプを持つのが強み」としていることから、欧米とは一線を画した対話路線をとると伝えた。「両国は経済貿易関係が深く、430社以上の日本企業が進出している。日本政府は、ミャンマーが国際的に孤立すれば、中国への接近を招くと懸念しており、ミャンマーへの制裁には慎重だ」

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月26日

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