日本の財務省が17日発表した2月の貿易統計速報によると、輸入額は前年同月比11.8%増の5兆8206億円となり、1年10カ月ぶりに増加に転じた。うち中国からの輸入は114.5%増の1兆4458億円で、伸び率は比較できる1979年からのデータで最大となった。「日本経済新聞」(電子版)が17日、伝えた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年2月に中国からの輸入が半減した反動が大きかったことから、今年2月は大幅増となった。また日本の原油などの燃料輸入も持ち直しつつある。
中国からの輸入のうち、スマートフォンを中心とする通信機器が倍増し、衣類なども2.9倍になった。米国からの輸入は3.7%減。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月19日