自民党の男性衆院議員3人が8日、重さ7.3キロの妊婦体験ジャケットを身に着けて、妊婦の生活上の不便を体験する2日間の活動を開始した。妊婦に寄り添い、より良い政策づくりに活かす狙いがある。日本の共同通信社が同日、伝えた。
議員3人は国会に出席するほか、「大きなお腹」を抱えながら掃除や買い物をする。今回の体験活動に参加した、2人の子を持つ鈴木憲和議員は「立つだけできつい。妊娠、出産をする妻の姿を横から見ていたが、こんなに重いのかと感じた」と述べた。小倉将信議員は「重さに加えて、つわりや体の痛み、精神的な不安定さも含めて妊婦は大変だ」と話した。鈴木氏は今回の妊婦生活体験活動の発案者で、これにより日本の働き方改革を推進したいと表明した。
本件は日本社会で熱心に議論されており、評価はさまざまだ。あるネットユーザーは、「男性議員が自ら妊婦を体験するのは大変なことで、励ますべきだ。より多くの男性に影響を与えて欲しい」とコメントした。別のネットユーザーは、これは単なるショーだとコメントした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月9日