日本の共同通信社の報道によると、神戸市立王子動物園は19日、中国への返還が決まっているメスのパンダ「タンタン」に不整脈や脈が速いといった症状が現れ、薬物治療を行っていると発表した。「タンタン」は今年25歳で、人間だと70代に相当する。心臓疾患は高齢のためとみられ、運動量と食欲が低下し、睡眠時間が長くなっている。
報道によると、中国からレンタルした「タンタン」の契約は2020年7月に満了したが、新型コロナの影響で輸送便を決めることができず、動物園で引き続き飼育している。「タンタン」が快復しなければ中国に輸送することは難しく、返還を取りやめる可能性もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月20日