多くの動画サイトで、中日民間の生活に関する一コマを目にすることができ、両国の文化の近さを確認できる。当然ながらこれは漢字の縁のおかげだ。中日の人々は漢字という架け橋を通じ、相手側の親しい姿を目にしている。香港紙「亜洲週刊」が伝えた。
過去数年に渡り、多くの日本の若者とエリートが中国を訪れた。最初はただの旅行だったかもしれないが、彼らはこの活力溢れる社会が創業と生活に適していることに気づいた。彼らは自らの経験により、一部の日本メディアの中国に対する歪曲を否定した。中国はもはや汚染まみれの、至るところ秩序を失った混乱の地ではない。むしろ彼らは今日の中国が向上心が強く、精励して土地をよく治めようとする、人民に希望のある社会であることに気づいた。
日本人にとって、現代の中国は発展の新天地を提供し、複雑で厄介な縛りがない。才能さえあれば抜きん出ることができる。そのため多くの日本の学者と研究者も中国での勤務を好み、日本にはない創意と自由を求める。
その一方で、中国の若い世代も日本での留学と生活の経験から、日本社会の細やかなライフスタイルを学んでいる。彼らは匠の精神を重んじ、苦しみ努力し、企業内の共通認識の構築を重視する。またコミュニティ内部の協力を忘れず、共に問題を解消する。日本は清潔を重視し、すべてが整然とし秩序正しく、余裕を持っている。これらは中国人に深い印象を与える。
日本人が中国を訪れると、ハイテクの応用が日本よりも早いことに気づく。日本の新しい世代は中国の短編動画も好み、ライブコマースに驚嘆している。
中日民間の緊密な交流において、双方は新たな黙契を構築している。出来る限り相手側の長所を学び、自身の欠点を反省するということだ。両国は百年の衝突と感情的な対立を経たが、民間には拭い去れない親しみがある。独特な鏡のように、相手の姿により良い自分を見いだす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月25日