日本オリンピック委員会(JOC)山下泰裕会長(64)は28日、日本外国特派員協会での新華社のインタビューに対して、東京五輪に出場する日本選手団の目標を「金メダル30個」としていたが、大会延期後は達成にこだわらない考えを示した。
山下氏はまた、「JOC会長として、アスリートには夢を追いかけ、自分を信じて挑戦してほしい、それができれば十分だ」と述べた。先週金曜日にJOC会長に再選されたばかりの山下泰裕氏は、「世界中のすべてのアスリートに同じ期待を送りたい」と付け加えた。
日本がオリンピックを開催することにこだわる理由を聞かれた山下氏は、「アスリートのため」と答えた。 また、「選手には罪はない。1980年のモスクワ五輪や1984年のロサンゼルス五輪ではボイコットによって多くの選手が出場する機会を永遠に失ったが、このようなことは二度とあってはならない」と述べた。
タイトルを期待されていた山下泰裕は、日本のボイコットによりモスクワ大会への出場権を失ったが、4年待ってやっとロサンゼルスで金メダルを獲得した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月3日