現地時間29日に日本の新型コロナウイルス感染者が初めて1万人を超え、過去最大の伸び率を記録した。NHKが伝えた。 地域別に見ると、東京都の29日の感染者は3865人で、3日連続で過去最多を更新した。神奈川県は1164人、埼玉県は864人、千葉県は576人、大阪府は932人、沖縄県は392人。
東京都は現在、緊急事態宣言が発出されている。日本政府は周辺の神奈川県、埼玉県、千葉県への発出も検討している。
また東京五輪組織委員会は29日、五輪関係者から新たに24人の感染が確認されたと発表した。7月1日以降で最多となった。
国際オリンピック委員会(IOC)は同日の記者会見で、東京の感染拡大と五輪開催の間には関連性がないとした。また東京五輪の関係者はいずれも検査を何回も受けており、外界と隔離された状態にあり、五輪が日本の感染対策に影響を及ぼすことはないと強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年7月30日