日中経済協会、中国国際商会が主催する第一回長江デルタ中日地方協力(蘇州)サミットが4月16日に江蘇省蘇州市相城区で行われた。今回のサミットは中日の地方発展協力の重点事業をさらに実施し、主体的役割を大いに果たし、中日協力モデル区の建設と発展を推し進め、日本との経済貿易協力を強化し、日本企業との協力の新たなルートを開拓し、中日地方協力のメイン舞台と新たなシンボルを全力で構築することを目的としている。
日本貿易振興機構(JETRO)北東アジア地域総代表・中国日本商会副会長の高島竜祐氏は中日貿易の現状、日本の対中投資の現状、在中日系企業の中国市場に関する見解、在中日系企業が直面する問題などついて意見を述べた。高島氏は、「2020年、日本の中国からの輸入に関するデータによると、電気機械及び部品は前年同期比で1.2%減少し、スマートフォンなどの携帯電話は0.8%減少したが、新型コロナウイルス感染症の影響でマスク需要が大幅に増加し、中国からの輸入は1.3倍増えた。また、リモートワーク用のパソコンなどの電子機器なども大幅に増加した」と紹介した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月20日