中日(蘇州)地方協力フォーラムが4月16日に江蘇省蘇州市相城区で行われました。出席者は蘇州市の投資環境、中日地方経済貿易協力の現状と展望などの話題について発言しました。
住電装有限会社(蘇州)の岡崎正樹技術・購買部長は次のように述べました。
「私の会社「蘇州住電装」は、日本に本社を持つ住友電装株式会社の子会社でございます。ハーネス業界では、グローバルでトップシェアを持っております。
昨年のコロナウィルスのピークの時期に、政府の方々からは迅速且つ適切な対応をしていただきまして、幸いにも感染がなく、2月10日に非常に早い段階でこの会社を正常稼動させることができました。
ただし、稼動開始頃は、障碍か人が戻ってくれないかということで、深刻な人員不足に陥りましたが、政府の方が省外から人の調達など、非常に大きなご支援を頂いて、正常稼動を開始できました。
唯一の問題がまだ影響が残されていることです。本来新しい製品を立ち上げる際に、日本からの技術者に支援いただいて、ここで一緒に立ち上げるという活動を行いますが、今の状況下で、日本の技術者がこられない状況が続いておりますので、現地のメンバー、自分たちだけで新しい製品を作り上げることを余儀なくされています。
優位点もございます。私たちと現地のメンバーだけでやりきるという経験をしたことで、現地のメンバーが非常にスキル・レベルアップできると考えまして、これも非常によいと考えております。」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月18日